息切れスコア mMRC は未だに混乱しているようなので下記を使うことにする。2021年05月26日

mMRC-JRS2018
息切れスコア mMRC は未だに混乱しているようなので自分は下記の表現法を使うことにする。

―記載法は ”mMRC-JRS2018=スコア/0-4” とすることにする。―

(学会ガイドラインが出ても、コンセンサスを得たとは限らないのが現実であるのは分かっているが困ったものだ。世界アレルギー機構WAOのアナフィラキシー診断基準が未だにコンセンサスを得たとは限らないことを知ってなおさらである。)
(メモ: 使い慣れたHugh-Jones分類からmRMCに統一しようとの学会意向が出来たのが10年前頃であろうか、自分も合わせた方が良いだろうと考えて慣れないmMRC分類を使うようになったが、そのmMRC表記法も気が付いたら未だにバラバラ、学会も烏合の衆の側面があることに気付いたので、自分の表記法を決めておいた方が良いと考え直し上記記載法に決めた。)

(1) COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン2018[第5版]
https://www.jrs.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=112 
(2) MRC 息切れスケールをめぐる混乱―いったいどの MRC 息切れスケールを使えばよいのか?―宮本 顕二日呼吸会誌 46(8),2008.
https://www.jrs.or.jp/quicklink/journal/nopass_pdf/046080593j.pdf
(3) Celli BR W, MacNee W, and committee members.Standards for the diagnosis and treatment of patients with COPD : a summary of the ATS/ERS position paper. Eur Respir J 2004 ; 23 : 932―946. DOI: 10.1183/09031936.04.00014304
http://www.taiss.com/gepoc/gecarp/gepubli/publdoc/006-003-cellibr-standards-diagnosis-treatment-patients-copd.pdf


(メモ)
〇 アナフィラキシーの診療の実際 ― 2021年02月24日
https://ku-wab.asablo.jp/blog/cat/iryoumemo/
〇 ② 呼吸・循環・アレルギー ― 2014年02月28日 [ ] mMRC スコア(COPDガイドライン第4版2013) 新分類(grade 0~4) (旧分類は0~5で混乱していた)
https://ku-wab.asablo.jp/blog/cat/iryoumemo/?offset=20
http://www.jrs.or.jp/quicklink/journal/nopass_pdf/ajrs/003030337j.pdf 
http://www.spinet.jp/guideline/diagnosis.html