猫のコロナウイルスとヒトのコロナウイルス ― 2026年04月16日
猫のコロナウイルスとヒトのコロナウイルス
NHK Eテレ(サイエンスZERO) ヒトの医療研究がネコも救う! ネコとヒトの深イイ関係 初回放送日NHKEテレ3月29日(日)
https://www.web.nhk/tv/an/zero/pl/series-tep-XK5VKV7V98/ep/L39VPQQGY8 。
この番組内で猫コロナウイルスがマクロファージ内で増殖すると言っていたのが気になっていてNHK on DEMANDで聴き直してみた。これまで治療法がなかった、ヒトには無害な猫コロナウイルスの一部変異によるFIP(猫伝染性腹膜炎、致死率90%以上)がレムデシベル等のヒトの治療薬で80%が治るようになったという(20%は再発や無効)。しかもマクロファージの食作用を活性化するという作用点の違う新規物質ou-500も出てきたという。なお、このFIPはかつて問題になったデング熱ワクチンのように感染増強抗体を誘導してしまうのでワクチンは期待薄だという。
マクロファージ内で増殖する細菌やウイルスはメカニズムが不詳なるも、他にも以前から既に少なからずある事が知られていた <チフス菌・ペスト菌・レジオネラ菌・野兎病菌・結核菌・ヨーネ菌(MAP)・リーシュマニア原虫等> 。
そして世界を席巻した新型コロナウイルス感染症では重症化する症例は遺伝子多型の一部の人では肺胞マクロファージ内でウイルスが増殖し逆増悪することが重症化因子であることが解ってきていた。無毒化するのが本筋のマクロファージ内で何故ウイルスや細菌が逆に増殖するのか、何故増悪するのかも、少しずつ解明されてきているようだ。
(2026/4/27→ 2026/5/14追加)
猫のコロナウイルスとヒトのコロナウイルス(2)
https://ku-wab.asablo.jp/blog/2026/05/14/9854396
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