自宅の庭のヤマビル2026年07月27日

20260727 アサブロ(20260707facebookメモ)

自宅の庭のヤマビル

Video link 
〇 20260706ヤマビル https://youtu.be/SLqRprMKu2U 。
〇 20260707ヤマビル2(庭の草取り中) https://youtube.com/shorts/kZEXsytkKIM?feature=share  。
 
熊もヒト生活圏への出没が日常茶飯事になったけれど、この1-2年ヤマビルも益々身近の生活圏に出てくるようになった。これまで子供の頃から家の周りでは見たことが無かったが、これは昨日しばらく放置していた実家の庭で草取り中に衣服に登ってきた吸血前のヤマビルの動画である。吸血中は吸い付いて取れ難いがライターの火を近づけると簡単に取れる。十分吸血するとナメクジのように丸々と大きくなって自然にポロリと落ちる。踏みつけると血を吐き出すけれど死なない。そして麻酔作用と抗凝固作用で吸い付かれても気付かず衣服の血染めで初めて気付き半日以上出血が止まらない。感染症の心配はまずないようだ。ヤマビルは1年に1回吸血すれば生きていけるのだという。抗凝固物質ヒルジンは製剤化されているようだけれど日本では認可されていないので未だ使ったことはない。HIT患者はヘパリンだけでなくワーファリンも禁忌なので、日本ではアルガトロバン(日本で発明)を使うが欧米ではヒルジン系も認可され使っているようだ。下記文献③の後藤信哉氏の解説は大変面白くて勉強になる。DOACは販売戦略のせいもあり高齢者に使われ過ぎていると日頃感じているので尚更面白い。梗塞リスクスコアのCHAD2スコアは良く知られているが、出血リスクスコアのHAS-BLEDスコアやDOACスコアは臨床現場であまり考慮されていないと日頃感じている。特に日本の高齢者施設入所者は殆どDOACスコアが中程度以上だけれどDOAC使用中の方が何故か頻繁に入所してきている現状がある。
参考:
① ヤマビル研究会 https://yamabiru.sakura.ne.jp/ 。
② 山と渓谷オンライン https://www.yamakei-online.com/yama-ya/group.php?gid=50 。
③ 循環器領域の抗血栓療法の研究 血栓止血誌 2023; 34(4):457-467 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsth/34/4/34_2023_JJTH_34_4_457-467/_pdf/-char/ja 。