NHK+で「旧約聖書 滅亡の街の真実」を見た。2024年04月15日

隕石の空中爆発で古代の街が一瞬で消滅し、その威力は核爆発以上だったという。

 気になった番組「旧約聖書 滅亡の街の真実」の録画しておいたものをNHK+で見た。
世界各地で戦争や憎しみの連鎖が頻発する中で、それを忘れさせる素晴らしいドキュメンタリーだった。


 紀元前1650年頃、エジプトではピラミッド築造が終焉を迎えて異民族王朝が出来た頃に、隕石爆発で瞬時に滅んだヨルダンの古代遺跡についてだった。
考古学者・退職エンジニア・地球物理学者・宇宙物理学者等のコラボレーションにより明らかになったことは、旧約聖書にあるソドムの街の突然の消滅は隕石の空中爆発によって生じたもので神話ではなく歴史記録の最古のものではないかという。


追記(訂正):この頃のエジプトはピラミッド築造も終焉を迎えて中王国が滅びておりアジア遊牧民の異民族王朝ができた頃である。約100年後に再統一されて新王国時代に入ったがツタンカーメン王より約300年前に遡る頃である。この隕石の空中爆発のエジプト側から見た記録もいずれ出て来て史実がより確認されてくると思われる。

①nature >scientific reports >articles >article > >Open access Published: 20 September 2021. A Tunguska sized airburst destroyed Tall el-Hammam a Middle Bronze Age city in the Jordan Valley near the Dead Sea https://www.nature.com/articles/s41598-021-97778-3 。
②NHKテレビ総合 FRONTIERSその先に見える世界「旧約聖書 滅亡の街の真実」 初回放送日: 2024年4月4日 https://www.nhk.jp/p/frontiers/ts/PM34JL2L14/episode/te/7KLZZVGMRM/ 。