ビンボウ草(ハルジオン) と ヒメジョオン2014年06月13日

ハルジオンとヒメジョオン
沼田の実家に沢山咲いている。迷惑な雑草と思っていたが、似たような花が混在しているようだ。放っておくとたちまち1mくらいになって草茫々。ビンボウ草と花も茎も似たようなものがあった。牧野富太郎図鑑とインターネットで調べたら、ハルジオンは牧野富太郎が名付けたとのこと。どういうわけか春紫苑と書いてハルジオンと濁るようだ。ヒメジョオンも姫女苑で濁るようだ。どちらもアメリカから入ってきたとのこと。どちらもヒメジョオンの仲間。
ハルジオンは茎が中空で簡単に折り切れる、ヒメジョオンは茎が充実していて折り切り難い。
似たものでヒメシオン(姫紫苑)という似たものも有り注意が必要と書かれてあった。ヒメシオンはシオン(紫苑)の仲間とのことで別種で、アジア原産のようだ。紫苑をシオンと読んだりジオンと読んだり煩わしい。

クローバー? ーーーオキザリス(カタバミ)だった。2014年06月01日

オキザリス(イモカタバミ)
前橋の自宅にこんな素適な花が咲いていた。 いつも繁茂していて邪魔なクローバーだなあと思っていたが、花が咲いて初めて違いに気づいた。今まで何年何十年と気付かなかった。 黄色いカタバミは平安時代からあるとのことだが、これはイモカタバミ(Oxalis rubra)というらしい。 https://www.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/katabami.html http://kaede.nara-edu.ac.jp/plants_of_NUE/homepage.htm これは、江戸時代末に渡来したとのことなので 新陰流始祖の伊勢守上泉信綱の使ったカタバミ家紋は黄色い方と思う。 平安時代からあるカタバミのようだ。
カタバミ
カタバミ

俗称テッセン2014年05月26日

今、沼田ではテッセンの花がさかり。でも調べたら今までテッセンと教えられていたものが、どうも違うらしい。花びら(本当は萼)は6枚で紫色はないとのこと、これは8枚、クレマチスの仲間であることは間違いないようだがカザグルマの1種か?外来種と日本固有種もあるようだ。
植物の命名は不思議だ、徹底的に自分の世界に入って勝手な名前を付けて楽しむか、先取りして命名して徹底的に世間に敷衍させてしまうか、どちらの方法も有りのようだ。

紫蘭2014年05月25日

前橋の自宅の庭に素適な紫蘭が咲いていた。今まで気にも留めなかったが、以前からこの時期咲いていたものと思う。たぶん何年も前にどなたからか頂いたものが自然に増えて庭に根付いたものと思う。
ーーー心ここにあらざれば見れども見えず、聞けども聞こえず、食らえどもその味わいを知らずーーーこれはS.46年頃の学生時代群大第1内科七条小次郎教授が授業で教えて下さった四書のうち「大学」にある言葉だが(君たち、診察は部屋に入った瞬間から全身を診て始まるのだよ、と、今総合能力志向が問題になっているが昔は当たり前だった、たとえ風邪でも必要なら尻のアナまで診ろ!と)、紫蘭を贈って下さった方にはどなただったか全く記憶にありませんが、申し訳なかったなあ、と今頃になって感謝する次第。その頃の私にとっては猫に小判、ブタに真珠だった。

カキドオシ2014年05月18日

草ぼうぼうの実家の庭に、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、ハコベ、オオイヌノフグリに混じって、カキドオシも咲いていた。 カキドオシ
カキドオシ

シャガ2014年05月12日

シャガ、春に花が咲かなければ気にもとめないのに、矢張り春はいいな。

ハコベとオオイヌノフグリ2014年05月12日

コハコベとオオイヌノフグリ
咲いた花を見て初めて違いに気付いた。よく見ると葉の形も違う。
オオイヌノフグリ(大犬のきんたま)と牧野富太郎が名付けたというが本当なのだろうか?あまりにも相応しくないのでまた驚く。
http://kaede.nara-edu.ac.jp/plants_of_NUE/homepage.htm

ムラサキハナナ(諸葛菜)と菜の花2014年05月02日

ムラサキハナナが菜の花の隣に咲いていた。 ムラサキハナナ(ショカツサイ)は牧野富太郎の植物図鑑には載っていない。諸葛孔明が戦時の食料にしたとのこと、そのうちに食べてみよう。
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日本サクラソウ2014年05月01日

ニホンサクラソウ
沼田の実家の庭に咲いていた。一時絶滅危惧種と言われながら現在では栽培変種が多いが、これは昔ながらのニホンサクラソウと思う。 日本サクラソウ
日本サクラソウ

ホトケノザとヒメオドリコソウ2014年05月01日

左がヒメオドリコソウ、右がホトケノザ
退職して気持ちに余裕が出てきたせいか、路傍の春の野草がこんなにも沢山、しかも区別しにくい似て違う多くの花々があることに気づいた。可憐な中に野草であるが故の逞しさを感ずるのはなんと美しいものと思う。日頃、ホトケノザとヒメオドリコソウの区別がつかずいたが、偶々実家の庭に並んで咲いているのを見つけた。念のため牧野富太郎の植物図鑑で確認したらホトケノザはカスミソウとも言うとのこと、イメージが違うのに驚いた。 それでは多くの人が言うあのカスミソウは間違いなのか? ヒメオドリコソウ
ヒメオドリコソウ
ホトケノザ
ホトケノザ