美味しかった長崎の彼杵茶(そのぎ茶)そして箴言2026年08月15日

彼杵(そのぎ)茶
(2026/8/15facebookメモ)

美味しかった長崎の彼杵茶(そのぎ茶)そして箴言

ささやかな長崎旅行に行ってきて、初めて見ることも多かったけれどそこで知った彼杵茶のおいしさ、そして彼杵を「そのぎ」と読むこと、どちらも知る人にとっては極く当たり前なのに、知らなかった私は知らなかった故にこんな知られざる銘茶があったのかと嬉しくなった。知らないということは幸せも呼ぶし災いも呼ぶが、今回は幸せだった。
 それで思い出したのが「わからないことをわかっていないと、わからないことはわからない」との名セリフだった。つい最近のNHKの変わったドラマで『テミスの不確かな法廷』で発達障害のある裁判官役の主人公(松山ケンイチ)が発した名セリフである(ソクラテスの無知の知?)。ヒトは万能ではないという真理がある一方で「一芸は多芸に通ず」ともいう。ヒトは結局自分の経験値以上の理解はできないので、知らないこともあるという自覚がないと自分だけでなく知らずに他人までも間違いに巻き込んでしまうという、特に指導的立場の有識者には大切な箴言と思う。かつて新型コロナを「ただの風邪だ」とうそぶいた有識者、乳腺外科医事件ではせん妄を理解できない故に無罪を有罪にひっくり返した高裁の裁判官、つい最近でもアナフィラキシーショック治療のアドレナリン量を1編の論文を根拠に0.3ではなく0.5mlにすべきと主張しその意見をもとにこれからは0.5mlにしますとDr達に言わしめた有識者、これらの有識者にはその箴言を理解できない故である。たとえ有識者でも経験値には限界があるのであり理解不能の事もあるのである。極端に言えば互いに理解できなくても最低限互いに殺し合わないことがヒトの世界の最低限のルールであることは多くの戦争の歴史から学んでいる筈なのについ忘れてしまうのもヒトなのである。呉越同舟でも殺し合わないことこそが互いの生存の最低限の基本と思う。
 (※上記アドレナリン量についてはM3にコメントを入れたが無視された。勿論重症ショックには0.5mlは正しいが現場での重症レベルは様々だしアドレナリン感受性もTPOで違うのである。だからエピペンの設定量はあらゆるレベルに対応できる抜群の量(大人0.3ml)なのであり、足りなければ追加する、これこそが大事なのである。たとえ有識者でも経験の中でノウハウを学んでいくことも多いので医師は一生勉強なのである。)