明治時代の教育者石田勝太郎に関する新たな情報2023年06月07日

現沼田市生まれの明治時代の教育者石田勝太郎に関する新たな情報を頂きました(教育者・石田勝太郎とその時代 https://keyakinokaze.cocolog-nifty.com/rekishibooks/2023/05/post-af5d07.html )。
 利根川源流調査に行っていたことなど初めて知りました。石田勝太郎と同年代で親戚関係にある左部彦次郎も利根川支流の片品川支流源流の皇海山方面に調査に入った記録が残っています。
 足尾銅山の会社は坑木等で足尾側の山林を伐採し尽くしてからは群馬県側の山林の伐採にも手を付けていたため、渡良瀬川だけでなく利根川の氾濫にも繋がると問題意識を持った左部彦次郎によって現地踏査が行われました。今でも行くのに大変な奥深い山中ですがそこに一大部落が出現し、それは明治から昭和の時代まで続きました。忽然と出現し忽然と消えて行った村です。(《幻の集落 根利山の軌跡》群馬・栃木県境にかつて3千人以上の村
 https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/14674 )踏査についての左部彦次郎から田中正造への手紙も残っています。
   (ブログの著者に感謝!)

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