NHKドキュメンタリー「イスラエル」をみた。 ― 2024年03月05日
2024/3/6 アサブロ
NHKドキュメンタリー「イスラエル」をみた。
民衆蜂起インティファーダ(intifada)が起き「オスロ合意(1993年)」に至る前の戦時下で前線兵士の若者たちが “私たちは敵と戦うために訓練を受けてきたが今の相手は民衆だ。これは政府や政治家が解決すべきことだ、我々の仕事ではない”(意訳)と言っていたのが印象に残った。
「イスラエル」初回放送日: 2024年3月4日(NHK映像の世紀バタフライエフェクト) https://www.nhk.jp/.../ts/9N81M92LXV/episode/te/KXK8LXP773/ 。
平和が訪れるかもしれないと希望を抱かせた、そのオスロ合意を主導したイスラエル側のラビン首相は自国民の過激派若者に射殺されてしまった。そして今極右派のネタニエフ首相主導下で憎しみの連鎖の真っただ中にイスラエル・ガザはある。
もし自分でも肉親が殺されて憎しみの連鎖に入ってしまったら冷静に自分をコントロールできる自信は今でも全くない。そういう点で、イスラエル・ガザは決して遠い国の話ではない。
どんなに平和下であっても犯罪は有り得るし過激思想家もいる。そして民主主義といえども7割の日和見国民に左右されるという点では民主主義も常に危うい綱渡りをしている。今のアメリカ大統領選がいい例である。
以下に関連するアサブロを載せておく((何故7割か)。
〇高尾美穂、カール・ロジャースの2:7:1の法則について アサブロ https://ku-wab.asablo.jp/blog/2021/11/01/9436660 。
〇― 2021年07月03日アナーキック・エンパシー ということ。 ―アサブロ https://ku-wab.asablo.jp/blog/2021/07/03/9394381 。
(メモ: https://www.facebook.com/hidemasa.kuwabara?__cft__[0]=AZXawaiyGj0cVMtu9Dw8t05Ho4bYAM9Nde3fj3DwCyUx3T3jpJMu1EhM9NSsVcVdSgfZHAL8R4qw0Rq4eSyxLYM_Si1f0t_us-YM6wRDZQ5b5rQzLyrFu9qIoM2r8R3lqxExiGIyuGohnT_KV43hbFU-&__tn__=-UC%2CP-R )。
NHKドキュメンタリー「イスラエル」をみた。
民衆蜂起インティファーダ(intifada)が起き「オスロ合意(1993年)」に至る前の戦時下で前線兵士の若者たちが “私たちは敵と戦うために訓練を受けてきたが今の相手は民衆だ。これは政府や政治家が解決すべきことだ、我々の仕事ではない”(意訳)と言っていたのが印象に残った。
「イスラエル」初回放送日: 2024年3月4日(NHK映像の世紀バタフライエフェクト) https://www.nhk.jp/.../ts/9N81M92LXV/episode/te/KXK8LXP773/ 。
平和が訪れるかもしれないと希望を抱かせた、そのオスロ合意を主導したイスラエル側のラビン首相は自国民の過激派若者に射殺されてしまった。そして今極右派のネタニエフ首相主導下で憎しみの連鎖の真っただ中にイスラエル・ガザはある。
もし自分でも肉親が殺されて憎しみの連鎖に入ってしまったら冷静に自分をコントロールできる自信は今でも全くない。そういう点で、イスラエル・ガザは決して遠い国の話ではない。
どんなに平和下であっても犯罪は有り得るし過激思想家もいる。そして民主主義といえども7割の日和見国民に左右されるという点では民主主義も常に危うい綱渡りをしている。今のアメリカ大統領選がいい例である。
以下に関連するアサブロを載せておく((何故7割か)。
〇高尾美穂、カール・ロジャースの2:7:1の法則について アサブロ https://ku-wab.asablo.jp/blog/2021/11/01/9436660 。
〇― 2021年07月03日アナーキック・エンパシー ということ。 ―アサブロ https://ku-wab.asablo.jp/blog/2021/07/03/9394381 。
(メモ: https://www.facebook.com/hidemasa.kuwabara?__cft__[0]=AZXawaiyGj0cVMtu9Dw8t05Ho4bYAM9Nde3fj3DwCyUx3T3jpJMu1EhM9NSsVcVdSgfZHAL8R4qw0Rq4eSyxLYM_Si1f0t_us-YM6wRDZQ5b5rQzLyrFu9qIoM2r8R3lqxExiGIyuGohnT_KV43hbFU-&__tn__=-UC%2CP-R )。
リナリア(=ヒメキンギョソウ、ウンラン?) ― 2024年03月25日
リナリア=ヒメキンギョソウ≒ウンラン属、 ウンラン?(2024/3/24訂正)
(ウンラン=海蘭、ヒメキンギョソウ=姫金魚草)
偶々太田市北部運動公園に行ったときに手をかけて群生させてしているのを見かけた。今が盛りである。華やかで見事なものに感じたので調べてみた。思ったより園芸品種が数多くあるようだ。品種の見方も色々あり必ずしも統一されていないようだ。
リナリアはリナリア属の総称と捉えた方が良いようだ。
牧野富太郎の『原色牧野植物大図鑑』によればウンランは花冠が黄色のLinaria japonica Miq.でウンラン属、多年草とある。似たもので別種のキンギョソウは同図鑑によれば紫色の花冠のAntirrhinum majus L.でキンギョソウ属(アンティリヌム属)、多年草とある。
花冠の大きさは異なり前者が径1-2cmに対して後者は3-5cmと2倍位大きい。花の形は一見似ているかもしれないが、距は大きさも形も全く異なる。
※追記:(2024/3/24)
リナリア属は世界に約200種あるという( https://en.wikipedia.org/wiki/Linaria )。秋野富太郎のウンランLinaria japonica L.もその中の一つに入っている。
和名ではリナリア属をウンラン属としている。これは牧野富太郎の図鑑も同じである。一方、ネットで調べるとウンランとウンラン属を混同しない方が良いように思われる。即ちウンランはLinaria japonica L.で種名を指し『原色牧野植物大図鑑』にある様にウンラン属であるが種名を指すとした方が良いようだ。そしてリナリアは多色多様な園芸品種を含む総称とした方がよさそうである。
旧分類体系にゲノム解析を組み入れた新分類のAPG Ⅳ分類体系(2016)ではゴマノハグサ科からオオバコ科に再編成されている。そのオオバコ科の中にキンギョソウ属 (アンティリウム属Antirrhinum)とウンラン属(リナリア属 Linaria)が入っている。属の和名のキンギョソウ属・ウンラン属は『維管束植物分類表』北隆館によるという。これは牧野富太郎の記す属名と同じである。
従って、ウンラン(Linaria japonica L.)とウンラン属とは別意でウンラン=Linaria japonica L.(黄色い種)と考え、他色の外来種はムラサキウンラン・ホソバウンラン等と修飾語を加えた方が良いように思える(なお要検討)。
(ウンラン=海蘭、ヒメキンギョソウ=姫金魚草)
偶々太田市北部運動公園に行ったときに手をかけて群生させてしているのを見かけた。今が盛りである。華やかで見事なものに感じたので調べてみた。思ったより園芸品種が数多くあるようだ。品種の見方も色々あり必ずしも統一されていないようだ。
リナリアはリナリア属の総称と捉えた方が良いようだ。
牧野富太郎の『原色牧野植物大図鑑』によればウンランは花冠が黄色のLinaria japonica Miq.でウンラン属、多年草とある。似たもので別種のキンギョソウは同図鑑によれば紫色の花冠のAntirrhinum majus L.でキンギョソウ属(アンティリヌム属)、多年草とある。
花冠の大きさは異なり前者が径1-2cmに対して後者は3-5cmと2倍位大きい。花の形は一見似ているかもしれないが、距は大きさも形も全く異なる。
※追記:(2024/3/24)
リナリア属は世界に約200種あるという( https://en.wikipedia.org/wiki/Linaria )。秋野富太郎のウンランLinaria japonica L.もその中の一つに入っている。
和名ではリナリア属をウンラン属としている。これは牧野富太郎の図鑑も同じである。一方、ネットで調べるとウンランとウンラン属を混同しない方が良いように思われる。即ちウンランはLinaria japonica L.で種名を指し『原色牧野植物大図鑑』にある様にウンラン属であるが種名を指すとした方が良いようだ。そしてリナリアは多色多様な園芸品種を含む総称とした方がよさそうである。
旧分類体系にゲノム解析を組み入れた新分類のAPG Ⅳ分類体系(2016)ではゴマノハグサ科からオオバコ科に再編成されている。そのオオバコ科の中にキンギョソウ属 (アンティリウム属Antirrhinum)とウンラン属(リナリア属 Linaria)が入っている。属の和名のキンギョソウ属・ウンラン属は『維管束植物分類表』北隆館によるという。これは牧野富太郎の記す属名と同じである。
従って、ウンラン(Linaria japonica L.)とウンラン属とは別意でウンラン=Linaria japonica L.(黄色い種)と考え、他色の外来種はムラサキウンラン・ホソバウンラン等と修飾語を加えた方が良いように思える(なお要検討)。
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