新型コロナ病床確保の在り方・熊本の慈恵病院の内密出産の苦悩・衆議院議員当選数時間のみで100万円の文通費・のテレビ報道で感じた事 ― 2021年11月19日
2020/11/19 アサブロ
新型コロナ病床確保の在り方・熊本の慈恵病院の内密出産の苦悩・衆議院議員当選数時間のみで100万円の文通費・のテレビ報道で感じた事
(以下SNS分転載)
A<2021/11/14 新型コロナ病床確保の在り方と熊本の慈恵病院の内密出産の苦悩について>
本日(2021/11/14)のフジテレビ日曜報道THE PRIMEを後半の一部のみ視聴して気になってYOUTUBEでもう一度聴き直してみた。
( 日曜報道 THE PRIME 2021年11月14日 FULL SHOW HD https://www.youtube.com/watch?v=trptBpqWH54 )
今回の医療崩壊レベル時の新型コロナの病床確保の在り方について、と熊本の慈恵病院の内密出産の苦悩、の2点について、勉強させて頂いた。
前者については田村憲久前厚労大臣は意外と分かっているんだと感心した。”本当に増えてきたときは臨時の医療施設なんです。一般医療は本来止められないので、・・・”と言っていた。野戦病院と言って具体的に動いたのは大阪府の吉村知事のみだったと思う。国も議員も理解の外だったと思っていたらこの田村前大臣は分かっていた。既存の病院をやり玉に挙げて悪者にしようとの発想しかないのかと疑っていたら、田村前大臣は理解していたことに驚いた。JCHO病院を開放しろなど発想が貧弱なことが多い中で、この方は有能な政治家と思う。アベノマスクだって、皆さん手作りマスクをお願いします、と言えば済んだ話である。
〇(尾身氏よ、自身の天下り病院の3000床を直ちにコロナ患者に開放せよ
サンデー毎日 毎日新聞 倉重篤郎のニュース最前線2021/8/26
https://mainichi.jp/sunday/articles/20210823/org/00m/040/001000d )。
〇(「コロナ病床5%」旧国立・社保庁197病院への疑問 法律あっても病床確保は厚労相のお願いベース。松浦 新 朝日新聞記者2021/08/23 東洋経済online
https://toyokeizai.net/articles/-/450095 )。
後者については熊本の慈恵病院の内密出産の苦悩について、こんなこともあるのかとやはり驚いた。こういう問題に対してなぜ国・政治家・日本医師会が動かないのか不思議だ。
医療の現場で刑法犯罪になってしまうのを避けようと必死に努力しているのに国も自治体も知らん顔と言うのはいくら何でも酷い。
病院が内密出産に対応すると戸籍への不実記載で刑法違反の犯罪者になるという。
暴行被害者や未成年の予期せぬ妊娠や赤ちゃんの遺棄や殺害事件が年間20数件現実に発生していることに対して、熊本の慈恵病院はその苦悩と対峙しながら診療しているということに対して何らかの免責方法を提示しないのは政治の怠慢ではないだろうか。
橋下徹弁護士が言うには「棄民」というものが法的扱いにあり日本国籍も与え得るという。日本国籍を持っていない子供も現実にいるので、この点国の出番ではないだろうか。
B<2021/11/16 衆議院議員当選数時間のみで100万円の文通費について>
(R3.11.14. 新型コロナ病床確保の在り方と熊本の慈恵病院の内密出産の苦悩について に追加 https://www.facebook.com/hidemasa.kuwabara/posts/3114686448759811 )
上記番組の冒頭で衆議院議員当選数時間のみで100万円の文通費が出たことに対して橋本徹氏が道理に反していると強調し、この問題になると何故か当事者の国会議員は沈黙してしまうと強調していたが、明治時代の田中正造が議員歳費辞退した時も同じことが起きていた。
こういう問題は社会の成熟度には関係なく発生する。
以下その一部の抽出ーーー
〇a 明治32(1899)年・・3月6日議員歳費値上げ案の反対討論を行った。同10日第13回帝国議会延長会終了時に田中正造が歳費辞退した。地租増徴案に反対し議員歳費増加案にも反対の進歩党は反対演説を誰に依頼するかの相談をして田中正造に白羽の矢が当たった・・貴族院でも19票差で可決・・田中正造唯独り辞退・・歳費辞退届書を衆議院議長に提出し・・受理された。各議員・各政党・世論・新聞等から賞賛・皮肉・妬み・貶め・邪推等の様々な論評が渦巻いた。・・
〇b ・・田中正造は議員歳費増加案に反対して自らの増加歳費を辞退したが、却って「田中の歳費辞退は名聞の為だ」との田中への誹謗が、自身の属する進歩党(憲政本党)の中に起こった。一方左部彦次郎は同年五月に著作『田中正造翁:歳費辞退』を書き上げて出版した。この彦次郎の著作について、田中正造は明治三四年七月二四日付の彦次郎宛の書簡で「・・辞退ノコトハ当時真ニ此理を有するものたるをしるもの少きハ、実ニ残念ニてありし。貴下独り偶之を解して其説を為せり・・」と自分の理解者として正造は感謝している(28)。・・(〇c 左部彦次郎はたった2ヶ月でこの事件を執筆してしまった程に筆がたったようだ。)
(以下元資料)
〇a(「左部彦次郎の生涯」第二刷(修正版?)2021年03月26日 https://ku-wab.asablo.jp/blog/2021/03/26/9360762 )
〇b(足尾鉱毒事件と左部彦次郎 : その生涯と運動への関わり方 https://iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I030612092-00 )
〇c(田中正造翁 : 歳費辞退 左部彦次郎 著 明32.5 https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000436193-00 )
〇d(わずか4時間で100万円」国会議員の特権に橋下氏吠える 日曜報道THE PRIME
2021年11月14日 https://www.fnn.jp/articles/-/270049 )
新型コロナ病床確保の在り方・熊本の慈恵病院の内密出産の苦悩・衆議院議員当選数時間のみで100万円の文通費・のテレビ報道で感じた事
(以下SNS分転載)
A<2021/11/14 新型コロナ病床確保の在り方と熊本の慈恵病院の内密出産の苦悩について>
本日(2021/11/14)のフジテレビ日曜報道THE PRIMEを後半の一部のみ視聴して気になってYOUTUBEでもう一度聴き直してみた。
( 日曜報道 THE PRIME 2021年11月14日 FULL SHOW HD https://www.youtube.com/watch?v=trptBpqWH54 )
今回の医療崩壊レベル時の新型コロナの病床確保の在り方について、と熊本の慈恵病院の内密出産の苦悩、の2点について、勉強させて頂いた。
前者については田村憲久前厚労大臣は意外と分かっているんだと感心した。”本当に増えてきたときは臨時の医療施設なんです。一般医療は本来止められないので、・・・”と言っていた。野戦病院と言って具体的に動いたのは大阪府の吉村知事のみだったと思う。国も議員も理解の外だったと思っていたらこの田村前大臣は分かっていた。既存の病院をやり玉に挙げて悪者にしようとの発想しかないのかと疑っていたら、田村前大臣は理解していたことに驚いた。JCHO病院を開放しろなど発想が貧弱なことが多い中で、この方は有能な政治家と思う。アベノマスクだって、皆さん手作りマスクをお願いします、と言えば済んだ話である。
〇(尾身氏よ、自身の天下り病院の3000床を直ちにコロナ患者に開放せよ
サンデー毎日 毎日新聞 倉重篤郎のニュース最前線2021/8/26
https://mainichi.jp/sunday/articles/20210823/org/00m/040/001000d )。
〇(「コロナ病床5%」旧国立・社保庁197病院への疑問 法律あっても病床確保は厚労相のお願いベース。松浦 新 朝日新聞記者2021/08/23 東洋経済online
https://toyokeizai.net/articles/-/450095 )。
後者については熊本の慈恵病院の内密出産の苦悩について、こんなこともあるのかとやはり驚いた。こういう問題に対してなぜ国・政治家・日本医師会が動かないのか不思議だ。
医療の現場で刑法犯罪になってしまうのを避けようと必死に努力しているのに国も自治体も知らん顔と言うのはいくら何でも酷い。
病院が内密出産に対応すると戸籍への不実記載で刑法違反の犯罪者になるという。
暴行被害者や未成年の予期せぬ妊娠や赤ちゃんの遺棄や殺害事件が年間20数件現実に発生していることに対して、熊本の慈恵病院はその苦悩と対峙しながら診療しているということに対して何らかの免責方法を提示しないのは政治の怠慢ではないだろうか。
橋下徹弁護士が言うには「棄民」というものが法的扱いにあり日本国籍も与え得るという。日本国籍を持っていない子供も現実にいるので、この点国の出番ではないだろうか。
B<2021/11/16 衆議院議員当選数時間のみで100万円の文通費について>
(R3.11.14. 新型コロナ病床確保の在り方と熊本の慈恵病院の内密出産の苦悩について に追加 https://www.facebook.com/hidemasa.kuwabara/posts/3114686448759811 )
上記番組の冒頭で衆議院議員当選数時間のみで100万円の文通費が出たことに対して橋本徹氏が道理に反していると強調し、この問題になると何故か当事者の国会議員は沈黙してしまうと強調していたが、明治時代の田中正造が議員歳費辞退した時も同じことが起きていた。
こういう問題は社会の成熟度には関係なく発生する。
以下その一部の抽出ーーー
〇a 明治32(1899)年・・3月6日議員歳費値上げ案の反対討論を行った。同10日第13回帝国議会延長会終了時に田中正造が歳費辞退した。地租増徴案に反対し議員歳費増加案にも反対の進歩党は反対演説を誰に依頼するかの相談をして田中正造に白羽の矢が当たった・・貴族院でも19票差で可決・・田中正造唯独り辞退・・歳費辞退届書を衆議院議長に提出し・・受理された。各議員・各政党・世論・新聞等から賞賛・皮肉・妬み・貶め・邪推等の様々な論評が渦巻いた。・・
〇b ・・田中正造は議員歳費増加案に反対して自らの増加歳費を辞退したが、却って「田中の歳費辞退は名聞の為だ」との田中への誹謗が、自身の属する進歩党(憲政本党)の中に起こった。一方左部彦次郎は同年五月に著作『田中正造翁:歳費辞退』を書き上げて出版した。この彦次郎の著作について、田中正造は明治三四年七月二四日付の彦次郎宛の書簡で「・・辞退ノコトハ当時真ニ此理を有するものたるをしるもの少きハ、実ニ残念ニてありし。貴下独り偶之を解して其説を為せり・・」と自分の理解者として正造は感謝している(28)。・・(〇c 左部彦次郎はたった2ヶ月でこの事件を執筆してしまった程に筆がたったようだ。)
(以下元資料)
〇a(「左部彦次郎の生涯」第二刷(修正版?)2021年03月26日 https://ku-wab.asablo.jp/blog/2021/03/26/9360762 )
〇b(足尾鉱毒事件と左部彦次郎 : その生涯と運動への関わり方 https://iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I030612092-00 )
〇c(田中正造翁 : 歳費辞退 左部彦次郎 著 明32.5 https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000436193-00 )
〇d(わずか4時間で100万円」国会議員の特権に橋下氏吠える 日曜報道THE PRIME
2021年11月14日 https://www.fnn.jp/articles/-/270049 )
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